2017年09月05日

「大学改革支援・学位授与機構」の英文証明書を請求してみた

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こちらの画像は、私が1998年に授与された、学位授与証明書の英文のものです。
当時は文部省の一機関であった「学位授与機構」でした。その後、文部省は「文部科学省」となり、学位授与機構は「大学評価・学位授与機構」に改称されたのち、国の機関から切り離されて「独立行政法人大学評価・学位授与機構」が設立・業務を継承し、再び改称されて「独立行政法人大学改革支援・学位授与機構」となりました。

「学位授与機構」だった当時は「National Institution for Academic Degrees」だった機構も、今は英文では「National Institution for Academic Degrees and Quality Enhancement of Higher Education」となりました。直訳すると、「学位授与と高等教育の品質強化を行う国の研究機関」といったところでしょうか。

国の機関であるということと、大学そのものではないし、教育の質を向上させるための機関という側面から、こういう名称になってしまうのは致し方ないのだと思いますが、シンプルさに欠けますね。

「Bachelor」と書いてあるから、学士の学位を有していることは諸外国の大学では理解できると思いますが、中途半端に日本の文化を知っている人なら、「日本は大学(DAIGAKU)でなければ学位は出せないはずだ」と思い込み、「大学を出ていないのに学士を得ているこの人物は怪しい」なんて判断をするかもしれません。

可能なら、国際的に通用しやすい名称、例えば「文部科学大学」とか、英文なら「MEXT College」に改称すべきではないでしょうか。

学位授与機構が参考にした米国のエクセルシオール大学は、堂々と「college」と表記していますからね。

大学改革支援・学位授与機構の学士は、「学修成果」と呼ばれる卒論レベルのレポートを要求されます(芸術学は作品や演奏でも可)。
今どきの四年制大学は卒論を課さないところも多くなっているので、機構の学士の方が質的保証を高いといえます。
そんな事情を鑑みれば、「大学」と改称してしまっても良いのではないでしょうか。
posted by まつもとはじめ at 20:32| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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