2016年06月09日

看護研究と卒論・学修成果の違いとは何か



宮子あずさ講師に伺ってきました。
posted by まつもとはじめ at 16:52| 神奈川 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 看護師/准看護師/ナース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
宮子さんのお話は彼女が臨床と大学での研究指導の二つを両立させているだけあって極めて的を得ていると思います。この動画を全部見る時間のない人のためと自分の勉強のために、この動画の趣旨をまとめておきます。

臨床の看護研究と学士論文の違いは、まず臨床の看護研究は業務の改善を目的とする場合が多く、学士論文に必要な先行研究(論文)の検索、調査が行われていないことが多いこと。逆に学士論文には先行研究の調査が不可欠であること。

学士論文には序論、目的、方法、結果、考察、結論の骨組みが必要であること。その骨組みをしっかりさせれば看護研究を学士論文に作り変えることは不可能ではない。しかし特に考察をしっかりやることが必要である。

やりたいテーマについてのレビュー論文を探すと、そのテーマの研究の動向がわかりやすい。

論文のテーマを探すには日本看護管理学会、看護科学学会誌などの学会誌のバックナンバーをあたるのが良い。(1年を超えたものは無料でpdfが取れる)これで今どんな研究がトレンドなのかと言うことを知ることが出来る。その中でも原著論文がグレードが高い。または総説を読むのも良い。

もうひとつの臨床研究を学士論文に作り変えることの難点は院内の倫理審査を取ることが時間がかかり難しい。

限られた時間で学士論文を作るためには文献研究(レビュー論文)が早道である。


学士論文は
Posted by tera at 2016年06月10日 21:56
teraさん、ありがとうございました。

こういう動画をたくさん撮っていきたいですねぇ(^^)。
Posted by まつもと at 2016年06月11日 23:07
 ただ、レビュー論文を書くのが易しいかというと、私の経験ではそうでもないのです。
 と言うのは参考にした文献がどの程度信頼がおけるかの判断が比較的難しいのです。
 レベルの高い論文誌の原著論文であれば比較的信頼が置けますが、逆に難しすぎて読みこなせなかったり、英文論文であればその読みこなしに時間がかかったりします。
 これは看護学の学士論文の話ではなく、私が学位授与機構で学士(工学・情報工学)を取った時の話で恐縮ですが、レビュー論文を書こうとして、結論をどうやってまとめたらよいかわからず、実際に実装(プログラミング)をしてみてそれぞれの方法の長所短所がわかり、やっと体裁の整った論文になったということもありました。
 話が左右しましたが、結論として、やはり論文を書く場合には一人で書くよりも指導者がいるほうが極めて効率が良いと言うことになりますね。
Posted by tera at 2016年06月16日 20:53
松本さんの書籍をはじめ、このようなブログなどをいつも拝見させていただきました。秋元さんに直接お会いしたりして情報を得て、ようやく看護学位を取得しました。
様々な情報を発信してくださり、ありがとうございました。
Posted by 看護師です。 at 2016年08月20日 19:39
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